Audio

2012年1月10日 (火)

HDMI

Hdmi_shortening

2012年最初の作業はHDMIケーブルの短縮化となった。
HDMIはデリケートだということで、まさかこんな作業を行うことになるとは思ってもみなかったのだが、仕方がない。10mのケーブルを試したらノイズが入ってしまったのだ。ノイズと言っても外からのではない。機器や設定の違いで出たり出なかったりがはっきりしており、症状が一定しているからだ。

ケーブルは、
HORIC HDM100-886SV
ノイズが入ったのは以下の機器。
Deep Color ONのPS3
DBR-Z160
ノイズが入らなかったのは以下の機器。
Deep Color OFFのPS3
Xbox360
受け手はいずれもLVP-HC3800である。

機器の配置から6mは欲しかったので4mカット。
見事ノイズは消えた。

今回は思い切って短縮化を行ったが、こんなことをする人はあまりいないだろう。
ハンダごてにハンダ、シールド用アルミ箔、自己融着テープ(偶然持っていたLLFAテープのサンプル品)、これらが揃っていないと出来ない。

10mのこのケーブル、100%悪いわけではないのに、ある組合せによって使えない〜このケーブルはダメだ、という評価になってしまう。
6mなら我が家ではすべてOKだし、6m長があったらそれを買っていたかもしれない。
6m、7m、8m、といった商品も揃えておくべきだと思う。
その方が高評価を得られる比率が高まるだろう。

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2011年6月17日 (金)

位相合わせ

さて、D130の中高域を押さえたことで周波数バランスだけでなく2425や2405の調整もしやすくなった。

まず、位相差、つまりホーンの前後位置による音像の変化がはっきりわかるようになってきた。
リスニングポジションで自分の耳の高さを変化させると、明確に聴こえ方が変化する。
最初は椅子に座った状態から立った状態までの差=50cmくらいの範囲で確かめる。
立った方がよければ、ほんの少しホーン+ドライバーを手前に移動させ、座った状態で同様に近づくか何度も聴く。そのうち、椅子に座った状態で背筋を丸めたり伸ばしたりするくらいの範囲で、ホーンの位置は1〜2mm単位で動かす。ソースは楽器数の少ないシンプルな女性ボーカルが向いている。

この方法で2425の位置は再調整出来た。
問題は2405である。D130と2425+2307+2308の2ウェイであれば、両者がほぼ縦一直線に感じられる位置に置けるので音像も問題はない。
現在、2405は内側に置いており、音源がいわゆる三角形になる。メタルの振動板が3点である。
その状態において聴感で位相合わせをするのはたいへん難しい。
位相合わせには、納得できる音像が前提となると思う。

いろいろ試す時間がなくて、今は2405は鳴らしていない。
2ウェイでは三角形の頂点にアールをかけたような音だが、まとまって安心して聴ける。

これまでも2307の上に2405を載せていたことはあったが、どうしても視覚的にも音像的にも位置が高くなりすぎるので、しばらくするとやめたくなる。

ふたたび縦一直線にトライするか、もしくは2405を加えないことにするか。
もしまた上に載せるなら、これまでの大きめのバッフルを2405から外し、視覚的に小ぶりにしたいところだ。

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2011年6月13日 (月)

ディッピングフィルター

相変わらずD130の中高域に張り出しすぎに悩んでいた。
再度コイルをいれてみようかと思い、それでも以前と同じ状態にしたのでは改善は期待できないため、どなたか同じようなねらいの対策をされている例はないかと、いろいろと検索していた。

するとまもなく、こちらの素晴らしいサイトを見つけた。http://bit.ly/jtU3NG
そこに、『LCを並列に入れたディッピングフィルターです。ウーファの高域共振がひどい場合などに使用します。』とある。

これまでは普通の6dB/octネットワークしか試したことはなく、その値を変えても中高域が強すぎることに対する改善に繋がったことはなかった。
さっそく、このディッピングフィルターを試すことにした。手持ちのコイルは自分でほどいてしまったため、値が正確にはわからないのだが、4.7μFと組み合わせることで、3000Hz前後に対して効くようにしてみた。

一方、コンデンサーをたくさん持っているわけではなく、2425Hからこの4.7μFを抜くことになるので、ハイカット周波数が4200Hzくらいになる。しかし、これまでの経験から、ここまで上げてもおそらくエネルギーバランスが取れそうだと踏んだ。


結果は、少なくともこれまでのネットワークの中ではもっとも良いと感じる出来となった。
装置をいじると、その直後は良くなったのか、それまで違っていることがただ新鮮に感じているだけなのか、よくわからないことがある。また、変えた直後に『おっ、良くなったかも!』と感じる時は、大抵の場合たいした結果には繋がらない。

今回は、鳴らし始めはピンと来なかったが、アッテネーターを調整する内にどんどん全帯域が馴染んで、調整の幅が狭まっていき、望んでいた長時間聴いていられるエネルギーバランスになっていった。
相変わらず豊かではないが、抑えたボリュームでも低域楽器が中高域にマスクされずにきちんと聴ける。これはD130にとっては得難いことだ。

また、これまでになく2425と2405のアッテネーター調整がやりやすい。つまりほんの少しつまみの角度を変えてもはっきりとその変化がわかり、左右の差も取りやすい。2425と2405はかなり絞っていても鮮明に届く。つまりどの帯域もそれぞれ混濁せず聴こえるようになった。
D130のトランジェントも、周波数バランスが改善された中では何も問題はない。なぜかコイルだけを入れた場合よりも良いようだ。

ここまできたら、コンデンサーやアッテネーターの部分を良い質のものに交換してみてもいいかな、という気になってきた。

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2011年6月12日 (日)

オーディオとデザイン

ステレオサウンドNo.179が届いた。
巻頭エッセイは、『今こそオーディオを、そして音楽を!』
震災、もしくは震災後の音楽やオーディオに対する心境を、深い戸惑いや決心、あるいは宣言のようなかたちで各筆者の方々が書かれている。ひさしぶりにスパッとしがらみを絶ったような切れる印象のエッセイばかりで、こうでなくては、と感じた。

そして、安齋吉三郎氏が亡くなられたとの報が。
中学生の頃から毎号の表紙を書店で観るのが、田舎に住む中学生にとって、おそらくもっとも刺激のあることだった。
ステレオサウンドを自分のこづかいで買えるようになったのは41号からだ。77年冬号ということは高校生1年の冬。表紙はJBL4343をロゴ幅に合わせて真っ正面に捉え、天面から誌面に入るところまで、である。この世界以外に何があろうか、と感じさせる力強さによる肯定性が表現されている。
高校、大学時代にこの表紙を眺めて過ごし、人生の方向性を示唆された。
田中一光氏と安齋吉三郎氏によるステレオサウンド誌表紙デザインに感謝している。

デザインも肯定性を最重要とする行為だと考える。
オーディオとデザインは、中心軸に肯定性を置くことに共通点がある。
それは『ゆるぎのない』強さを持つことになる。
おかげで、僕には一般的な宗教というものは必要ない。

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2010年5月26日 (水)

GT-CD1復活!

Gtcd1

GT-CD1が修理から戻ってきた。
まだ少ししか聴いていないが、やはり復活させて良かった。

ひとつひとつの音、音像にかたちがある。ろうそくの炎のようなかたちだったり、小さな数本の鳥の羽のようだったり。柔らかさや硬さもある。
流れる音楽には時間軸があるから4D感と言えるのか。

ひとつひとつの音達は空間に配置される。
空間というのは平面ではない。幅と高さと奥行きがある。
奥行きも含めて明示できる再生性能を持つCDプレーヤーは、我が家ではGT-CD1だけだ。
音と音に前後左右高さ位置の配置差が明確にあり、それら音像と音像の間には手が入りそうな空間までもが再現される。

今回の修理内容
メカ内ベルト、位置検出スイッチ、ランプ交換。メカ分解クリーニング。各部点検再生テスト。
部品代:1,600円、技術料:13,000円

92年12月購入だから、あと1年半で20年。
正常動作を出来るだけ長く続けてほしい。
ガラス蓋の動作音も、初期に比べると少し濁っているような気がする。
リモコンの塗装もかなりべたついてきている。
今後はなるべくいたわるように使っていこう。

次はL570のオーバーホールかな。

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2010年5月19日 (水)

YAMAHA GT-CD1

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故障して4〜5年になるYAMAHA GT-CD1をついに修理することにした。

故障して以来、代替えの機器をいろいろ試してきた。代替えといっても、同等の高級機種を買えるわけではない。CDウォークマン、iPodシャッフル、iPhone、PowerBook、AirMacExpress、MacBook Pro、Mac ProそしてPS3、マランツCD-4000といった身の回りにある機器だ。

まず、これらの機器にヘッドフォンをつないで聴く。条件・設定は様々だったが、Mac ProでQuickTime Playerによる再生が総じて最高だった。かつて経験したことのないようなダイナミックレンジ感と解像度。しかし、オールドタイプのステレオにこのMac Proをつないでも大して良くなかった。なぜか、ほとんど可能性を感じられなかった。冷たく異質な印象。心が否定していたのか?

PS3には少し期待し、実際に悪くはなかったのだが、楽器の質感や全体の溶け合いといった点で、そこまでの配慮はしてませんよ、という再生ぶりだった。マランツCD-4000は母が10年ほど使っていたもので、PS3よりはまともな音楽性を持っていたが、ひとつひとつの音にふくよかさがない。

先日、宮崎さんとあれこれやってみる中で、結局、GT-CD1の修理を可能なうちにぜひ、ということになった。修理すべきかどうか、ずっとくよくよしていたのだが、思い切りがついた。

YAMAHAに相談のメールを送ってみたところ、たいへん丁寧なおことわりの返答をいただいた。『一時的に機能回復出来たとしても、信頼性は無いに等しく、ヤマハとして自信を持ってお返し出来る状態には調整出来かねるのです。』とある。それでも、である。こんどはメールではなく電話をかけてみた。『送っていただいても修理が出来ない場合もあり、それを前提でもよろしければ。』ということで、とにかくサービスセンターに送ってみることになった。梱包重量27Kgなので宅急便(25Kgまで)を断られ、ヤマト便だった。

平和島のサービスセンターにはおそらく月曜日に着いて、今日、水曜日に担当の方から電話がかかってきた。『ピックアップの駆動ベルトが伸びきって、その作動の関係でガラス蓋の動きもおかしくなっていた。ベルトの交換で作動・再生は元通りになる。ピックアップレンズなど他の補修部品はすでになく、表示ランプの交換と内部クリーニング程度しかできないが、それでもよろしいか』という内容だった。金額は送料込みでおそらく2万円弱とのこと。もちろん承諾した。作業に約1週間程かかるとのこと。なんだか、購入した時よりも、すごく嬉しい。

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2010年5月 6日 (木)

音質を人の姿に例える

先日、宮崎さんが我が家にいらして、とうとう長年の問題点であるD130の中高域にメスが入った。
メスが入った、というのは、これまでネットワークやドライバーなどの組み合わせや置き方など、いわゆる製品の『外』からのアプローチしか試していなかったからだ。オリジナル状態至上主義ではないけれども、なんとなく億劫なのもあって、いわゆる改造的なことから逃げていたのだ。

試したみたのは4530BKの空気室底にバスタオルを敷き、D130のセンター真後ろ:グラスウールの上から防災ずきん(中身は圧縮された綿)を吊り下げただけ。これはかなり大きな効果があった。もともと4530BKはD130用のエンクロージャーではない。ウーファー用だ。D130の強烈な中高域はグラスウール1枚程度では到底吸収しきれず、あの狭い空気室から歪みながらコーン紙を突き抜けて弾け出るのだろう。

これまでは、人の姿に例えると、太い首にいがいがのとげをはやしたイメージだった。対処した後は、細く、少しだけ艶のある首になった。これはD130のみの姿のことである。人の姿にあてはめると大きく違う。首のあたりがすっきりすると、足下までくっきりした姿になったように感じる。おそらく低域の出方や特性も変化したに違いない。

今回のことで4530BKがいかに適当で汎用向けの荒っぽいPA製品か、ということをあらためて思い知った。物量が大きいだけに、ストックのままでほとんどOKではないかと盲信していたことが大きな間違いだ。
とんでもないことだった。なんと完成度の低いエンクロージャーなのか。

アセテートテープによる鳴き止め、再度空気室の調整、コンデンサーと抵抗の新調、レンズの鳴き止め、4530BKの脚調節とホーン裏の吸音・補強、等々、宿題もたくさんあるし、これで当分の間は悩むことはないだろう。無限にある対処をひたすらやってみればよいだけだから。

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2010年4月26日 (月)

SANSUI SP-LE8Tについて記録

P1030306手元に残るカタログには'78.12.1現在とある。
一度廃番になり復刻した価格は¥69000(1本)
約30年前に金沢市の中部無線という専門店で購入した。
カタログコピーには、『芸術品と呼ぶに値する』とある。

P1030315SP-LE8TとしてのシリアルNo.は50030113と50030115である。
購入後1年くらい経った頃、片方のユニットが断線か何かで故障。結局、ユニット交換となった。
したがってユニットのシリアルNo.は少し離れていて131849と147924。
ユニットに貼ってあるSANSUIの検収番号は002256と003335だ。
当時生産された1〜2割が日本に来ていたということか。

P1030316
P1030317ちょうどJBLのVIの変わり目だったらしく、新しい方のラベルは現在に続くモダンなグラフィックである。
両方のラベルを鑑賞することが出来て面白い。

30年以上の年月からすると、この2つのユニットの生産時期の差にたいした意味はないように思える。
実際に音の差は私の耳ではわからない。というか、比較検証をしてみたこともない。
ただ、今回のエッジ交換であらためて気づいたこともある。
新しい方の磁気回路は酸化が進んでおらず、きれいだった。多少、処理が違うのか? 
また、エッジを外した際にだけわかるのだが、新しい方がギャップが狭いような気がする。
コーン紙を傾けた際にコイルが接触する角度や、センター出しの要求精度=合わせにくさ に明らかな差があるように感じる。
ギャップを直接見たり、実測したわけではないので確かではない。

まあ、音楽を聴くのに気になるようなことではない。
全てのものは、完璧であることの方が不思議なのだ。

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2010年4月22日 (木)

LE8Tのエッジ交換

P1030293まともな音が出ていないことがわかったので、早々に貼り替えてしまうことにした。
エッジを削除し始めると、予想以上にウレタンが劣化していることがわかった。ネットリを通り越してモロモロの状態。

P1030297コーン紙に余計な力が加わらないように、少しずつウレタンと接着剤をはがしていく。
筆でシンナーをしみ込ませ接着剤を柔らかくするのだが、なるべく少量にとどめる。特にコーン紙の裏側へはシンナーを付けたくない。表側のランサプラスが剥脱してしまっては元も子もない。
コーン紙裏の接着剤を残してしまうと、その分実効質量が重くなり、いろいろと微小な影響が出るかもしれないが気にしない。

P1030300コーン紙裏を作業する際には、コーンと同じ直径に切り出した5mmのスチレンボードを下にあてがう。そうすれば、少しだけコーンが上=マグネット側に押さえつけられることになり、ウレタンを剥がそうとして少々の力をかけてもコーン紙が大きく歪んだりはしない。
ユニットを伏せた状態ではコーンは3〜4mm浮いていて、ダンパーだけで支えられているので、この治具がなければ裏側作業は無理である。

P1030303ヒノオーディオのエッジ補修剤SEJ-1/8Tは、プレス処理だけの状態なので内周と外周をロール部分と同心円になるように自分でカットしなければならない。
一応センターに凹があるので、そこにコンパスカッターの針を刺してカットできた。
素材が柔らかく、厳密に観察するとロールの幅も均一ではない。コンパスカッターをあててみる前までは、この作業が難関のひとつではないかと予想していた。だが、実際は案ずるより〜で、簡単に、ほぼ正確にカットすることができた。
この切り出した状態が同心円になっていないと、コーンAssy、つまりボイスコイルの可動域センターが出ないので、貼り付けの時にたいへん苦労することになるのだ。
コーンの水平位置もさることながら、少しでも角度が傾くと、コーンを動かした途端にギャップ内に擦れてしまうのだ。

P1030314表には長年のうちに付いてしまったシミがある。

エッジとコーン紙裏との隙間に筆で接着剤を塗る作業も非常にやりにくかった。
塗布のしやすさは接着剤の粘度にかかっている。
ヒノオーディオの丸山さんによると『今回のロットはちょっと固めなんで・・』というDBボンド。
シンナーで柔らかめにしながら少量ずつ塗っていった。
もしかしたら塗布量が十分でない部分もあったかもしれないが、これもまた重要だけど気にしないことにする。
もし、浮いているのを見つけたら、また接着剤を塗ればいいだけだ。
塗りすぎでボンドが表にまわり、白いランサプラスに付いて見かけがこれ以上汚くなることだけは避けたい。

○ロール部分がつぶれたようにならずにしっかりふくれあがるようにする
○スピーカーパッドとロールの隙間を十分確保する
といったオリジナルの仕上がり状態の形状再現という目標は、なんとか達成できた。
真っ黒のエッジとなったLE8Tは、想像していたほど悪くない。

今、小音量で慣らし再生中だが、貼り替え前に比べて鮮明、繊細になったように感じる。
低音は少し押さえつけられたような、まだ控えめな出方だ。
エッジが少し柔らかくなっていけば、下は伸びるようになっていくかも。
自分で手をかけて作業をしたがゆえの、
思い込みいっぱいの自己評価が、今後ずっと続くのである。

いや、ほんとに悪くないと思う。
小音量ならD130よりLE8Tである。


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2010年4月19日 (月)

フルレンジユニット

LE8Tのエッジを交換してしまう前に、ウレタンエッジの音を聴いて、出来ることなら印象を覚えておこうとしたのだが・・。

L570に接続してきちっと聴いておかなければ、と4530BKの前に設置。
LPでSimon & Garfunkel、CDでベートーヴェンの交響曲第7番などをかけた。
だんだん眠くなった。子どもも逃げずに聴いている。
つまり、イタい音がせず、バランスが良く、普通である。
そして思ったより低域が出しゃばっておらず物足りないくらい。
中域から中高域にかけては切れ込みも控えめ、ボーカル音像もかなり小さめ。
ただ、この程度が一般的な、まあ、良い意味での理想的な箱庭再生かもしれない。
エッジがネットリ状態のせいか、全域で歪み感を感じるけど、清涼感もある、という不思議な印象。

聴いているうちに、この清涼感が現状のメインシステムから消えているとはっきり再認識した。
再再再再くらいか。
急遽SP-LE8Tを片付けて、D130と2425のネットワークからコイルを全部外した。
結果、2425も2405も、かなりアッテネーターを絞り込むことになったが、見通しと鮮鋭度、明確さが全域に戻った。
4530BKの角度も少し外振りに修正。音像はより面的に自然な配置に近づいた。
再認識とはいっても、決して『昔のいつか』と同じわけではない。
部屋やCDプレーヤーなど、他の状況ががらりと変わっているので当然の成り行きかもしれない。

まだまだ菅野先生宅での体験にはほど遠いし、先日ヒノオーディオ地階で聴いたオートグラフの能力には到底及ばない。どういうことかというと、とにかく『スピーカーが鳴っているな』という感じがしない。再生音ではあるのは明らかだけど、鳴った途端に音楽そのもの、楽器のこと、奏者のこと、空間のことなどに想いが飛ぶのだ。

というわけで、我が環境はまだまだである。
安易にイコライザーとスーパーウーファーの追加をしてしまっては、核の部分がいたらないままになりそうだ。
Img_0486


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