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2011年6月13日 (月)

ディッピングフィルター

相変わらずD130の中高域に張り出しすぎに悩んでいた。
再度コイルをいれてみようかと思い、それでも以前と同じ状態にしたのでは改善は期待できないため、どなたか同じようなねらいの対策をされている例はないかと、いろいろと検索していた。

するとまもなく、こちらの素晴らしいサイトを見つけた。http://bit.ly/jtU3NG
そこに、『LCを並列に入れたディッピングフィルターです。ウーファの高域共振がひどい場合などに使用します。』とある。

これまでは普通の6dB/octネットワークしか試したことはなく、その値を変えても中高域が強すぎることに対する改善に繋がったことはなかった。
さっそく、このディッピングフィルターを試すことにした。手持ちのコイルは自分でほどいてしまったため、値が正確にはわからないのだが、4.7μFと組み合わせることで、3000Hz前後に対して効くようにしてみた。

一方、コンデンサーをたくさん持っているわけではなく、2425Hからこの4.7μFを抜くことになるので、ハイカット周波数が4200Hzくらいになる。しかし、これまでの経験から、ここまで上げてもおそらくエネルギーバランスが取れそうだと踏んだ。


結果は、少なくともこれまでのネットワークの中ではもっとも良いと感じる出来となった。
装置をいじると、その直後は良くなったのか、それまで違っていることがただ新鮮に感じているだけなのか、よくわからないことがある。また、変えた直後に『おっ、良くなったかも!』と感じる時は、大抵の場合たいした結果には繋がらない。

今回は、鳴らし始めはピンと来なかったが、アッテネーターを調整する内にどんどん全帯域が馴染んで、調整の幅が狭まっていき、望んでいた長時間聴いていられるエネルギーバランスになっていった。
相変わらず豊かではないが、抑えたボリュームでも低域楽器が中高域にマスクされずにきちんと聴ける。これはD130にとっては得難いことだ。

また、これまでになく2425と2405のアッテネーター調整がやりやすい。つまりほんの少しつまみの角度を変えてもはっきりとその変化がわかり、左右の差も取りやすい。2425と2405はかなり絞っていても鮮明に届く。つまりどの帯域もそれぞれ混濁せず聴こえるようになった。
D130のトランジェントも、周波数バランスが改善された中では何も問題はない。なぜかコイルだけを入れた場合よりも良いようだ。

ここまできたら、コンデンサーやアッテネーターの部分を良い質のものに交換してみてもいいかな、という気になってきた。

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