« 2011年5月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年6月

2011年6月22日 (水)

SSD

我が家のMacBook Pro(Late2008)は、秋には4年目に入る。
クライアント先での打合せ時、Keynoteによるプレゼ、イラストレーター、solidThinkingでの検証しながらの作業、たまにWindows(パラレルズ使用)にてシミュレーションを走らせる、といったところが主な使い方だ。
グラフィック系と3D系を同時に立ち上げることはほとんどない。しかし、ほとんどのファイルのサイズが大きいため、打合せ中に複数開いていく都度、何十秒も待ってもらうことになる。前もって開いておくことも出来るけど、RAMが4GBでは心許ない。
イラストレーターのGUI用ファイルはレイヤーが何十もある。3Dのファイルは100MBを超えているものもある。また、最近デスクトップのメニューバーの表示がされない?という、なにやら息も絶え絶えな様子になってきた。
さらに、クライアント先でも節電のため暑さが前倒しときている。

言い訳をさんざん積み重ねて、ついにSSD化に踏み切った。
crusial m4、Intel 320,510・・と評判を調べてみたが、結局、PC-DEPOでひとつだけワゴンに残っていた台数限定価格のIntel 510/120GBにした。将来、SATA3の機種に使い回せるということも選択理由だ。

システムとパラレルズだけはクリーンインストール、他のデータはインストーラーのセットアップアシストによるおまかせ移行だ。そして、ソフトウェアアップデート、ディレクトリーの再構築、アクセス権の修復で終わり。買ってきた日の夜には換装を終わらせた。
結果は、みなさんと同じ。起動は30秒とかからない・・・快速、快調、余裕、安定、安心、・・・
3Dファイルを開く時間もRAID 0(7200rpm×2)のMacProより10%は早い。

MacProも2008 early なのでSATA2だが、こちらにもSSDを入れたくなってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月17日 (金)

位相合わせ

さて、D130の中高域を押さえたことで周波数バランスだけでなく2425や2405の調整もしやすくなった。

まず、位相差、つまりホーンの前後位置による音像の変化がはっきりわかるようになってきた。
リスニングポジションで自分の耳の高さを変化させると、明確に聴こえ方が変化する。
最初は椅子に座った状態から立った状態までの差=50cmくらいの範囲で確かめる。
立った方がよければ、ほんの少しホーン+ドライバーを手前に移動させ、座った状態で同様に近づくか何度も聴く。そのうち、椅子に座った状態で背筋を丸めたり伸ばしたりするくらいの範囲で、ホーンの位置は1〜2mm単位で動かす。ソースは楽器数の少ないシンプルな女性ボーカルが向いている。

この方法で2425の位置は再調整出来た。
問題は2405である。D130と2425+2307+2308の2ウェイであれば、両者がほぼ縦一直線に感じられる位置に置けるので音像も問題はない。
現在、2405は内側に置いており、音源がいわゆる三角形になる。メタルの振動板が3点である。
その状態において聴感で位相合わせをするのはたいへん難しい。
位相合わせには、納得できる音像が前提となると思う。

いろいろ試す時間がなくて、今は2405は鳴らしていない。
2ウェイでは三角形の頂点にアールをかけたような音だが、まとまって安心して聴ける。

これまでも2307の上に2405を載せていたことはあったが、どうしても視覚的にも音像的にも位置が高くなりすぎるので、しばらくするとやめたくなる。

ふたたび縦一直線にトライするか、もしくは2405を加えないことにするか。
もしまた上に載せるなら、これまでの大きめのバッフルを2405から外し、視覚的に小ぶりにしたいところだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月13日 (月)

ディッピングフィルター

相変わらずD130の中高域に張り出しすぎに悩んでいた。
再度コイルをいれてみようかと思い、それでも以前と同じ状態にしたのでは改善は期待できないため、どなたか同じようなねらいの対策をされている例はないかと、いろいろと検索していた。

するとまもなく、こちらの素晴らしいサイトを見つけた。http://bit.ly/jtU3NG
そこに、『LCを並列に入れたディッピングフィルターです。ウーファの高域共振がひどい場合などに使用します。』とある。

これまでは普通の6dB/octネットワークしか試したことはなく、その値を変えても中高域が強すぎることに対する改善に繋がったことはなかった。
さっそく、このディッピングフィルターを試すことにした。手持ちのコイルは自分でほどいてしまったため、値が正確にはわからないのだが、4.7μFと組み合わせることで、3000Hz前後に対して効くようにしてみた。

一方、コンデンサーをたくさん持っているわけではなく、2425Hからこの4.7μFを抜くことになるので、ハイカット周波数が4200Hzくらいになる。しかし、これまでの経験から、ここまで上げてもおそらくエネルギーバランスが取れそうだと踏んだ。


結果は、少なくともこれまでのネットワークの中ではもっとも良いと感じる出来となった。
装置をいじると、その直後は良くなったのか、それまで違っていることがただ新鮮に感じているだけなのか、よくわからないことがある。また、変えた直後に『おっ、良くなったかも!』と感じる時は、大抵の場合たいした結果には繋がらない。

今回は、鳴らし始めはピンと来なかったが、アッテネーターを調整する内にどんどん全帯域が馴染んで、調整の幅が狭まっていき、望んでいた長時間聴いていられるエネルギーバランスになっていった。
相変わらず豊かではないが、抑えたボリュームでも低域楽器が中高域にマスクされずにきちんと聴ける。これはD130にとっては得難いことだ。

また、これまでになく2425と2405のアッテネーター調整がやりやすい。つまりほんの少しつまみの角度を変えてもはっきりとその変化がわかり、左右の差も取りやすい。2425と2405はかなり絞っていても鮮明に届く。つまりどの帯域もそれぞれ混濁せず聴こえるようになった。
D130のトランジェントも、周波数バランスが改善された中では何も問題はない。なぜかコイルだけを入れた場合よりも良いようだ。

ここまできたら、コンデンサーやアッテネーターの部分を良い質のものに交換してみてもいいかな、という気になってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月12日 (日)

オーディオとデザイン

ステレオサウンドNo.179が届いた。
巻頭エッセイは、『今こそオーディオを、そして音楽を!』
震災、もしくは震災後の音楽やオーディオに対する心境を、深い戸惑いや決心、あるいは宣言のようなかたちで各筆者の方々が書かれている。ひさしぶりにスパッとしがらみを絶ったような切れる印象のエッセイばかりで、こうでなくては、と感じた。

そして、安齋吉三郎氏が亡くなられたとの報が。
中学生の頃から毎号の表紙を書店で観るのが、田舎に住む中学生にとって、おそらくもっとも刺激のあることだった。
ステレオサウンドを自分のこづかいで買えるようになったのは41号からだ。77年冬号ということは高校生1年の冬。表紙はJBL4343をロゴ幅に合わせて真っ正面に捉え、天面から誌面に入るところまで、である。この世界以外に何があろうか、と感じさせる力強さによる肯定性が表現されている。
高校、大学時代にこの表紙を眺めて過ごし、人生の方向性を示唆された。
田中一光氏と安齋吉三郎氏によるステレオサウンド誌表紙デザインに感謝している。

デザインも肯定性を最重要とする行為だと考える。
オーディオとデザインは、中心軸に肯定性を置くことに共通点がある。
それは『ゆるぎのない』強さを持つことになる。
おかげで、僕には一般的な宗教というものは必要ない。

41_3


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年5月 | トップページ | 2011年9月 »