« EOS 60D+CONTAXレンズ | トップページ | ドクターチェア TJ-121 »

2011年5月11日 (水)

マニュアルモードの露出補正とISOオート

ISOオートは便利便利と書いた。たしかに絞り情報無しのオールドレンズをマニュアル露出モードで使用する際に、ISOオートは極端な失敗を防いではくれる。しかし、アンダーになることが多く、オーバーになることもある。つまり、安定して露出が決まらないことがある。
さらに、あたりまえのことだが、ISOオートにすると露出補正の自由が効かなくなるのだった。マニュアル露出なのに自動可変の要素を与えてしまったら、それゆえに自由が効かなくなるのは当然だ。

したがって、C/Yレンズを使う際の操作は次のようになる。

1. 被写体と光の具合を観てISO値を仮に決める。
2. 欲しい被写界深度に合わせて絞り値を決める。
3. ピントを合わせて絞り具合を確認する。
4. 適正露出辺りのシャッタースピードを確認する。
5. 必要に応じてISO値の設定を再調整する。
6. 被写体に応じて露出の補正具合を決めシャッタースピードで調整する。
7. シャッタースピードが適切であるか判断し、シャッターを切る。

記述すると、なんと面倒な、と感じられる。
しかし、これまで使ってきたアナログカメラは、次のような一連の操作が当たり前だった。

○ASA感度で選んだフィルムを入れ、
○ピントを合わせつつ、
○露出計を観ながら絞りとシャッタースピード双方のバランスを取り、
○再度ピントを決めてシャッターを切る。
まあ、実際は同じである。

デジタルカメラは撮影中にフィルムの感度を可変!出来る。
その点が良いような、悪いような・・・自由度が増えたのが便利なような、不便なような、といったところだ。

ISO感度可変は、オーディオにあてはめると、ダイナミックレンジを可変できることに匹敵するだろうか。
レンジを拡げると、音の密度が粗くなり、質感や緻密さが損なわれるといったところだろうか。
オーディオにおいては同一装置でダイナミックレンジ可変など、聞いたことがない。

撮像素子=カメラ本体のデジタル的進化は著しく、なんとなく消耗品的になりつつあるが、光やレンズといった要素はスピーカーのように永遠にアナログだから、当分は趣味の対象として安泰だろうな。

PhotoDistagon 25mm F2.8 + EOS 60D

|

« EOS 60D+CONTAXレンズ | トップページ | ドクターチェア TJ-121 »

Photo」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/223487/51638145

この記事へのトラックバック一覧です: マニュアルモードの露出補正とISOオート:

« EOS 60D+CONTAXレンズ | トップページ | ドクターチェア TJ-121 »