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2010年5月 6日 (木)

音質を人の姿に例える

先日、宮崎さんが我が家にいらして、とうとう長年の問題点であるD130の中高域にメスが入った。
メスが入った、というのは、これまでネットワークやドライバーなどの組み合わせや置き方など、いわゆる製品の『外』からのアプローチしか試していなかったからだ。オリジナル状態至上主義ではないけれども、なんとなく億劫なのもあって、いわゆる改造的なことから逃げていたのだ。

試したみたのは4530BKの空気室底にバスタオルを敷き、D130のセンター真後ろ:グラスウールの上から防災ずきん(中身は圧縮された綿)を吊り下げただけ。これはかなり大きな効果があった。もともと4530BKはD130用のエンクロージャーではない。ウーファー用だ。D130の強烈な中高域はグラスウール1枚程度では到底吸収しきれず、あの狭い空気室から歪みながらコーン紙を突き抜けて弾け出るのだろう。

これまでは、人の姿に例えると、太い首にいがいがのとげをはやしたイメージだった。対処した後は、細く、少しだけ艶のある首になった。これはD130のみの姿のことである。人の姿にあてはめると大きく違う。首のあたりがすっきりすると、足下までくっきりした姿になったように感じる。おそらく低域の出方や特性も変化したに違いない。

今回のことで4530BKがいかに適当で汎用向けの荒っぽいPA製品か、ということをあらためて思い知った。物量が大きいだけに、ストックのままでほとんどOKではないかと盲信していたことが大きな間違いだ。
とんでもないことだった。なんと完成度の低いエンクロージャーなのか。

アセテートテープによる鳴き止め、再度空気室の調整、コンデンサーと抵抗の新調、レンズの鳴き止め、4530BKの脚調節とホーン裏の吸音・補強、等々、宿題もたくさんあるし、これで当分の間は悩むことはないだろう。無限にある対処をひたすらやってみればよいだけだから。

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